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大学生春山リーダー研修会②
22日
朝4時45分に起床し、テルモスの紅茶作りをしてから装備の最終チェックを行いました。
立山駅7時発のケーブルカーに乗って美女平に行き、高原バスに乗って8時半に室堂に到着しました。
その日のリーダー中心にビーコンチェック、パルスオキシメーターを使った血中酸素濃度・心拍数のチェックをしてから剣沢に向けて出発しました。
入山ルートは、雷鳥沢を通り、別山乗越を経て剣沢へ向かうルートです。

今回の研修で特に学びたいことの1つが、ナビゲーション技術ということで班員全員の意見が一致したので、予め決めておいたポイントごとにコンパスを出して現在地・標高を確実に把握する練習をしました。
天気が良いときは必要なくても、ホワイトアウトしているときは特にそういった技術が重要になってくるそうです。

語彙力がなさすぎて、「上の緑のところのあれ」だとか「右側の斜面のあそこ」という伝え方しかできず、班員全員で共通の理解をするのに大変時間がかかってしまいました。
また雪渓歩きということで、夏道のように決められたルートがないので、谷を斜登高するか、尾根まで直登して稜線を歩くか等のルートファインディングにも時間がかかってしまいました。

そのせいで1日目にやる予定だった雪訓ができず、テント内で大反省会をしました。
その日の夕食は麻婆茄子、杏仁豆腐、わかめスープでした。
杏仁豆腐は牛乳の代わりに練乳を入れると大変濃厚で美味なので、是非試してみてください!


23日
2時半起床。
テルモスの紅茶作り、目覚めの水分&糖分補給の紅茶作り、朝食のうどん&味噌汁作り、テント回収など朝からやることはたくさんありました。
雪山では氷や雪を溶かして使うので、水作りだけでも夏以上の労力を使います。
水分補給も山では大事な仕事なので、できる限り水分がとれるようなメニューを計画することが大事です。

5時から雪上訓練開始。
ハーネスチェック、アイゼンの付け外しの練習から始まり、まずは比較的緩い斜面で歩行訓練・滑落停止訓練を行いました。
その後アメリカ大陸にて再び歩行訓練を行ってから、ロープ・スノーバーを出して雪上確保と懸垂下降の訓練をしました。
夕食は鍋、白玉ぜんざいでした。
余談ですがこの日は私の誕生日でした!誕生日を劔岳の麓で過ごせて幸せです!


24日
1時55分起床。(自己最速記録)
劔岳アタック日。ルートは長次郎谷左俣を登り、平蔵谷を下るルートです。
4時20分行動開始で、長次郎谷出合まで順調に進みました。
長次郎谷は去年の夏に2回程登りましたが、やはり雪の量や状態は全く違っていました。

10時までに長次郎のコルというタイムリミットの元、みんな必死で登りました。
コル手前はアメリカ大陸以上の急斜かつクレバスが多く発達していたので緊張感がありました。

無事コルに到着し、その後は講師の方の力にリードしていただき、3ピッチロープを出して進みました。
初めての本格的なアルパインクライミングは大興奮の連続でした!

12時半には登頂!
このメンバーで残雪期劔岳アタックに挑戦、達成できたことに感謝です。
天気が良かったので山頂からは白馬岳、鹿島槍等の北アルプスの山々が見えました。

時間もないのですぐに下山を開始し、カニのたてばい、平蔵のコルを経て剣沢に帰還しました。
地味に前進基地手前の急斜面が一番きつかったです。
スキー班が剣御前直下の斜面をものの数分で滑り下りていて感動しました。

帰還後、熱疲労で夕食の牛丼、コーヒーゼリー、オニオンスープがほとんど喉を通らず、危機を感じました。


25日
3時起床。この日は私がリーダーの日でした。
朝食はスパゲティ(ミートソース)、オニオンスープでした。

5時20分に搬送訓練を開始するものの、講習に時間がかかり、下山で立山三山を縦走するのは無理だろうという結論に至って入山と同じ道を帰ることになりました。
他の体力のある班は室堂近くまで搬送をするらしいのですが、私たち5班は5人でも全く前に進まず、早々に搬送を辞めることになってしまいました。
今の体力では自分自身のことで手一杯で人を救うことはできないんだと痛感しました。
やはり山は1に体力、2に体力、3に体力の世界なんだと思います。

12時40分に室堂に到着。登山研で荷物整理を行い、班員・講師との交流を深めました。


26日
6時起床。
登山の医学の講義を受け、班別協議をしてから、オリエンテーションで「山で生き残るために」というテーマの元に発表を行いました。15時には全工程が終了しました。
仲良くなった班員とどうしても飲みに行きたくて、勝野に無理を言って待っていてもらい、班員と富山駅で打ち上げしました。結局甲府に帰ったのは朝の4時でした。



谷口さん、加藤さん、素晴らしい指導をしていただき本当にありがとうございました。
たくさんのことを学ばせていただきました。確実に部に還元できるよう、これからも精進していきます。
次は後輩にも是非参加してもらいたいです。


寺澤


2015春山研修5班 (70)

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山行記録-2015年度 | 12:06:53 | Trackback(0) | Comments(0)
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